状態証明は何十年も前から存在し、資材や商品から重機、さらにその間にあるさまざまな資産に至るまで、あらゆるものの完全性を確認する役割を果たしてきました。当初から紙ベースのプロセスであり、写真、ゴム印、署名が添えられてきました。
しかし、21世紀も4分の1が過ぎ、モバイルデバイスの選択肢が広く普及しているにもかかわらず、これほど多くのプロセスがいまだにクリップボード上で行われているのは驚くべきことです。そして、この紙の文書が、記録された場所から、その中の情報に基づいて対応できる受け手に届くまでに、数時間、数日、あるいはそれ以上かかることもあります。
最も順調なケースであっても、検査シートを積み込みドックから倉庫マネージャーのオフィスや物流ディスパッチャーまで運ぶには数分かかります。その数分の間に、当該記録の対象物の管理責任が移ったり、サプライチェーンの次の拠点へ向けて施設を出てしまったりする可能性があります。
削減効果を確認する
サプライチェーンのコストが上昇し続ける中、運用チームは紙の文書からデジタルフォームへ移行することで、どこに削減効果を見いだせるのでしょうか。
状態証明: 破損した商品が積み込みドックに到着すると、時間とコストが失われます。さらに、すべてのユニットロードの10%以上が配送センター(DC)到着時に何らかの損傷を受けていることを考えると、こうした実コストはすぐに膨らみます。その逆も同様に重要です。商品やパレットが良好な状態で納品されたことを記録することでチャージバックを回避し、荷送人の信頼性を守るとともに、サプライチェーンの各段階で不正な返品のリスクを軽減できます。
運行前点検: 運行前点検の実施は賢明であるだけでなく、多くの場合、義務付けられています。ただし、その価値は点検結果に基づいてどのような対応が取られるかに左右されます。紙の点検記録が車両のヤード出発後に初めて確認されるようでは、高額な故障や路上検査によって配送が止まり、ひいては収益も止まる可能性があります。
安全点検: 安全点検にはさまざまな形があります。勤務シフト開始時のフォークリフトやパレットジャッキの点検から、負傷事故やヒヤリハットの記録まで、従業員の安全に不可欠であり、監査時にすぐ提示できる状態で保管する必要のある文書である場合もあります。
エクスペリエンスと削減効果をデジタルで変革する
上記は、運用チームがデジタルフォームへの移行によってメリットを得られる一般的な領域の一部にすぎません。中でも状態証明の文書化は、財務面で価値をすぐに測定できる機会を提供します。チャージバックの回避は、収益改善に明確に貢献する方法です。
その他の場合、削減効果はコスト回避の側面が強くなります。運行前点検でリスクが特定され、そのリスクが車両のドック出発前に対処されれば、商品は予定どおりに配送され、罰金(あるいはそれ以上の事態)を回避できます。作業員を危険にさらす前に、作業機器が良好な稼働状態にあることを確認する場合にも同じことが言えます。
ドキュメントのデジタル化によってどこで削減効果が得られるのか、さらに詳しく確認するには、こちらのインフォグラフィックをご覧ください(ぜひチームにも共有してください)。次に、デジタルフォームの導入を始めるために、Ivanti Wavelinkのサプライチェーンパートナーによるプロセスコンサルティングをご検討ください。Velocityプラットフォームでは、ワークフローにVelocity Formsをプロセスの必須ステップとして組み込むことができます。たとえば、商品がトラックから積み込みドックに降ろされる際の入荷検査プロセスの一環として、写真を含む状態証明書の作成を必須にできます。
記録の完了から文書に基づく対応までのギャップを埋めることは、紙をやめてデジタルフォームへ移行すべき重要な理由です。情報は、適切な受け手にタイムリーで関連性が高く、実行可能な形でレビューできるように送付されます。一秒一秒が重要な運用現場でコストを管理するうえで、これは不可欠です。