現代的なオープンプランのオフィスで、2 人のオフィスワーカーがノート PC を使って共同作業をしている。

Apple の宣言型デバイス管理(DDM)は、現在 Apple プラットフォーム全体におけるデバイス管理の標準となっています。この移行の一環として、Apple は iOS 27、iPadOS 27、macOS Golden Gate、watchOS 27、visionOS 27、tvOS 27 以降のリリースで、従来型のソフトウェアアップデート制御を廃止します。これは今秋に予定されている複数のプラットフォーム変更の一つにすぎず、チームが Apple デバイスを管理し、保護する方法に影響する可能性があります。

幸いなことに、Ivanti は 1 年以上前から宣言型デバイス管理に対応しており、お客様は Apple の移行と、それに伴うモダン管理機能に先行して対応できます。ここでは、知っておくべきこと、変更点、準備のために取るべきステップをご紹介します。

Apple Intelligence と Apple Foundation Models:WWDC 2026 の AI 関連発表

WWDC 2026は、Apple 第 37 回 Worldwide Developers Conference として、Google の Gemini テクノロジーとの協業で開発された再構築済みの AI 基盤を発表しました。Apple は現在 4 つのモデルを提供しています。そのうち 2 つはデバイス上で完全に動作し、テキストと画像に対応する新しいマルチモーダルモデルを含みます。残りの 2 つは、より高負荷なタスク向けに Private Cloud Compute 経由で動作し、データが保存またはログ記録されないことを暗号学的に保証します。つまり、オフラインで動作し、利用ごとのコストが発生せず、データレジデンシー上の義務も生じない AI です。また Apple は、Claude や Gemini などのサードパーティモデルに対応する統合 API も公開しており、開発チームはプロバイダーごとに個別連携を構築するのではなく、単一の連携パスを利用できます。

Ivanti Neurons for MDMは、管理者がデバイスグループごとにこれらのモデルを許可または制限できる制御機能を提供します。これにより、組織全体に一律のポリシーを適用することなく、適切な機能を適切なユーザーに届けることができます。

Apple OS 27 における宣言型デバイス管理

従来型のデバイス管理では、コマンドを送信し、それが適用されることを期待する形でした。宣言型デバイス管理(DDM)は異なります。管理者が望ましい状態を定義すると、デバイス自体がその状態の達成と維持を担い、指示されなくても自己修復します。

これにより DDM の対象は VPN、DNS、ネットワークリレー、コンテンツフィルタリング、証明書、アプリ管理などに拡張され、任意のレイヤーではなく主要な管理経路となります。

従来型の構成プロファイルを引き続き使用している IT チームは、OS 27 の登場時にその差を実感し始めることになります。Ivanti Neurons for MDM は DDM の実装をApple の各リリースに先立って進めてきました。

Ivanti はすでに準備ができています。今秋の OS 27 リリース前に、自動的に移行される項目と対応が必要な項目を把握できるよう支援します。

エンタープライズ IT 向け Apple OS 27 ソフトウェアアップデートの変更点

Apple OS 27 では、猶予期間なしで従来型のソフトウェアアップデート管理が完全に廃止されます。Ivanti Neurons for MDM でデバイスグループにソフトウェアアップデート適用構成とソフトウェアアップデート設定構成をまだ作成していない場合は、今すぐ作成してください。どちらも宣言型モデルに基づいており、数分で設定できます。一度設定すれば、アップデート適用の設定は OS 27 以降のすべてのリリースに引き継がれます。

現在の状況が不明な場合は、Ivanti のアカウントチームにお問い合わせください。秋までにお客様の体制を確認できるよう支援します。

Apple OS 27 のセキュリティアップデート:ハードウェアの完全性とコンプライアンス

macOS 27 は、IT チームに真に新しい機能を提供します。それは、デバイスを再配備する前にハードウェアコンポーネントの完全性を検証できる機能です。従業員から Mac や iPhone が返却された際、Ivanti Neurons for MDM は、内部コンポーネント(カメラ、Face ID、Touch ID、NFC)が認定サービスチャネル以外で交換されていないかを確認できるようになりました。共有デバイスプログラムや厳格なコンプライアンス要件を管理する IT チームにとって、これは従来は手動検査や Apple Store への持ち込みが必要だったデバイスライフサイクルに、検証可能なチェックポイントを追加するものです。

iOS 27 と macOS 27 におけるアプリ管理のアップデート

OS 27 では、アプリの展開、制御、ライセンス付与の方法が、IT チームがすぐに気づく形で変わります。

最も目に見える変更は、権限プロンプトの動作です。現在、従業員が管理対象アプリを初めて開くと、カメラ、マイク、位置情報など、一連の権限リクエストが理由の説明なしに表示されます。多くのユーザーは反射的に拒否し、アプリが動作しなくなり、IT に問い合わせが入ります。

iOS 27 と iPadOS 27 では、IT が MDM 展開の一部として、管理対象アプリに必要な権限を事前に宣言できます。従業員には、業務上の背景を示す明確なプロンプトが 1 回だけ表示されます。1 回タップするだけで完了します。

macOS 27 では、OS レベルでネイティブのバイナリ制御とアプリケーション制御も導入されます。IT は、管理対象 Mac で実行を許可するアプリケーションと実行ファイルを宣言します。拒否されたバイナリが検出されると、OS はユーザーにプロンプトや警告を表示せず、ただちに終了します。従来は専用のエンドポイントセキュリティ製品が必要だった機能が、macOS に組み込まれ、Ivanti Neurons for MDM を通じて管理できるようになります。

Apple は今秋、App Store サブスクリプションの一括購入も導入します。これは、Apple Business Manager を通じてライセンスを管理する IT チームが待ち望んでいた変更です。これまでサブスクリプションは一括購入の対象ではありませんでした。チームは自動更新サブスクリプションをまとめて購入し、現在のアプリライセンスと同じように MDM を通じて従業員に割り当てることができます。サブスクリプションはデバイスをまたいでユーザーに紐づき、組織のアカウントで更新されます。従業員が個人の支払い方法や個別の App Store 認証情報を用意する必要はありません。

強化された診断ログ記録によるサポートの迅速化

iPhone、iPad、Mac、Apple TV 全体で、Ivanti Neurons for MDM はコンソールからリモートで診断ログ収集をトリガーし、デバイスユーザーの関与なしにログを Apple のサポートインフラへ直接ルーティングできるようになりました。AppleCare Enterprise 契約をお持ちのお客様にとって、これは保有デバイス、Ivanti、Apple を結ぶ直接的で迅速なサポートチャネルを実現します。これまで診断に数日かかっていた問題も、同日中に解決できるようになります。

macOS 27:これまでで最も管理機能が充実したリリース

コンテンツキャッシュはヘルスステータスを MDM コンソールに直接報告するようになり、フリート更新が著しく遅くなってからキャッシュサービスの障害に気づくような事態を避けられます。Managed Migration Assistant は、従業員が新しい Mac に移行する際に登録状態とデバイス構成を保持します。統合された宣言型構成は、長年の Apple リリースで積み重なってきた重複する従来型プロファイル群に代わり、アプリ管理とプライバシー権限を一元的にカバーし、バイナリ制御も含みます。Ivanti がこの統合をお客様に代わって処理します。

WWDC 2026 が Apple デバイス管理にもたらす意味

OS 27 は、ここ数年で最も管理面で重要な Apple リリースです。宣言型管理への移行は完了し、ハードウェア完全性の検証は現実のものとなり、オンデバイス AI は IT がガバナンスするかどうかを選ぶ対象になりました。準備ができているチームとそうでないチームの差は、OS の提供開始後すぐに明らかになるでしょう。

OS 27 に向けて自社のApple デバイス管理戦略を評価している場合は、Ivanti 担当者にお問い合わせください。Ivanti Neurons for MDM が今回のリリースおよび今後のリリースに向けて、貴社をどのように支援できるかをご説明します。現在の構成を確認し、自動的に引き継がれる項目を特定し、秋までに対応が必要な項目を明確にできます。早めにご相談いただくほど、アップデート公開時に慌てて対応する必要が少なくなります。