導入事例

J. J. Keller、Ivantiにより倉庫のピッキング効率を10%向上

モバイルスキャンデバイスを使用する倉庫作業員。

ピッキングプロセスのモダナイゼーション

従来型の倉庫ピッキングプロセスは、安全・コンプライアンス分野のエキスパートであるJ. J. Keller & Associates, Inc.のイノベーションと効率化を妨げていました。輸送、環境衛生安全、人事の各業界の顧客にサービスを提供するJ. J. Kellerは、顧客がコンプライアンスを確保し、業界規制に適合できるよう、多数の備品やトレーニング資料を提供しています。しかし、旧世代のモバイルコンピューターと紙ベースのピッキングプロセスに依存していたことが、倉庫・配送プロセスの改善を加速するうえで障壁となっていました。

倉庫環境を最新化するため、J. J. Kellerは老朽化したWindowsベースのデバイスを置き換え、Androidを標準のピッキングプラットフォームにしたいと考えていました。同社はまた、新しいAndroidシステムに音声対応のピッキング機能を組み合わせ、従業員の安全性と効率を高めながらピッキングの生産性を向上させることも目指していました。

J. J. Kellerは、Ivantiに理想的なソリューションを見いだしました。WebアプリケーションをAndroidデバイスへシームレスに移行するIvanti Velocityと、音声指示によるピッキングと自動化を実現するIvanti Velocity Voiceを組み合わせることで、同社は製品ピッキング時間を短縮し、すでに高水準だった配送精度をさらに向上させました。さらに、将来の成長を支える最新の倉庫ピッキングプラットフォームを構築することができました。

J. J. KellerのOrder Management部門ビジネスアナリストであるBrian Pamer氏は次のように述べています。「Ivantiを選んだ理由は、導入が非常に軽量だったからです。既存の環境の上で動作し、変更にもはるかに容易に対応できます。」

自動化による従業員のエンパワーメント

J. J. Kellerは、常にイノベーションを追求する姿勢に誇りを持っています。同社の経営陣は、業務改善に向けた新たな戦略を生み出すよう、各事業領域に定期的に働きかけています。音声と自動化の導入は、こうした重要な改善の一つであり、大切な従業員の安全性と効率を高めながら、業界の先を行くための重要な取り組みでした。

音声機能を活用することで、ピッカーがハンディ端末に視線を向ける必要性を減らせます。これにより、ピッカーは周囲の状況をより把握しやすくなり、生産性と安全性を同時に向上できます。

Pamer氏は次のように述べています。「J. J. Kellerの経営陣は、従業員が会社の資産であることを深く理解しています。従業員ができる限り効率的に働き、同時にできる限り満足できるようにすることは、双方にとって最良の結果です。Ivantiは、その実現を支援してくれます。」

Ivantiが倉庫を変革

J. J. Kellerに対して、IvantiはAndroidデバイス上の音声重視プラットフォームと、ピッキング業務への自動化統合を実現する包括的なソリューションを提供しました。Ivanti VelocityとIvanti Velocity Voiceは、以下を実現する強力な組み合わせとなりました。

  • 音声指示によるピッキングへの迅速な移行。 音声処理はすべてモバイルデバイス内で行われるため、J. J. Kellerは既存のSAP ITS Mobileアプリケーションを変更したり、ミドルウェアを追加したりする必要がありませんでした。
  • 自動化ツールとしての音声。 ピッキングオーダーの数量確認などのプロセスを音声で実行できるようになり、キー入力によるデータ入力が不要になりました。
  • Androidへの容易な移行。 音声と組み合わせることで、ピッカーは冗長な手順を自動化または排除し、データの正確性を高めることができます。J. J. Kellerは、エンタープライズアプリケーションを移行または変更することなく、既存のWebベースの倉庫システムとも連携できます。

注文処理担当のMarcia氏は次のように述べています。「この音声システムがとても気に入っています。荷物を一度扱うだけで出荷できます。とても簡単で、歯を磨くように自然に使えます。」

注文処理担当のMacey氏は次のように説明しています。「10回クリックする代わりに、『10,000で確認』と言うだけで完了します。あとはラベルを貼って次に進むだけです。」

半分の期間でROIを達成

Ivantiソリューションを活用することで、J. J. Kellerの従業員は冗長な手順を大幅に削減し、業務中の安全対策を強化しました。開発面では、Ivanti Velocityを使用してSAP ITS Mobile倉庫管理システムをAndroidに移行する作業が容易であることが実証され、J. J. Kellerは効率化目標を達成し、さらに上回ることができました。

J. J. KellerにおけるIvanti導入の具体的な成果は次のとおりです。

  • 1ピックあたり0.5秒を短縮。1日1,800ピックの場合、効率は10%向上します。
  • Android移行と音声対応化のプロジェクトは、J. J. KellerのOrder Management部門によって容易に展開され、ITスタッフへの依存を最小限に抑えました。
  • Androidデバイスの使用経験がないピッカーでも、トレーニングに要した時間は同社の従来のレガシーソリューションの半分で済みました。

現在J. J. Kellerは、サイクルカウントをピッキングプロセスに組み込むなど、ピッキングワークフロー内の他の手順を効率化するために、Ivanti Velocity Voiceの音声自動化をどのように活用できるかを検討しています。

Pamer氏は次のように述べています。「ROIの目標は約6~8か月でしたが、その半分の期間で達成し、実際にはわずか3~4か月でROIを実現しました。また、ピッキング能力を5%向上させるという目標もありましたが、実際には10%の効率向上を達成し、目標の2倍になりました。」

注:お客様の成果は、Ivantiがその一部を構成する全体的な環境や経験に固有のものです。個々の成果は、お客様固有の環境によって異なる場合があります。