世界が目まぐるしい変化を遂げる中、IT部門に対する要求が急激に高まっています。 

昨今の環境における課題は、まるで組織に迫りくる怒涛のようです。エンドポイントやIoTデバイスが爆発的に増加したことにより、エッジに至るまでデータの生成と処理が行われるようになり、手に負えないほどの複雑さが生じています。また、サイバーセキュリティの脅威が破滅的ともいえる新たな段階へと突入しようとしており、企業に重大なリスクをもたらしています。その上、従業員は場所や時間にとらわれずに働きながらも、問題への速やかな対応による消費者グレードの魅力的なエクスペリエンスを期待しています。新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受け、多くの組織は大規模なリモートワークのサポートに向けたデジタル変革を余儀なくされ、パンデミックが落ち着いた後は在宅勤務が「ネクストノーマル」(次なる日常)になるというのが大方の予想です。

大げさに言えば、IT部門はこれらの新たな課題や増大する課題すべてに、予算やリソースを増やすことなく(多くの場合、これらを減らす方向で)対処することを求められています。こうした複雑さ、セキュリティ上の懸念、異なる世代が混在するユーザーの期待事項が急速に増す現状に組織が対処する唯一の方法は、ハイパーオートメーションを実現することです。 

ハイパーオートメーション

ガートナー社の言葉を借りれば、「ハイパーオートメーションは、複数の機械学習、パッケージソフトウェア、自動化ツールなどを組み合わせて一連の仕事を実行する概念と実装」です(ソース: 「ガートナー、2020年の戦略的テクノロジトレンドのトップ10を発表」、2019年10月21日)。

組織がハイパーオートメーションを実現するには、基本的な自動化(いわば「ワークフローの自動化」)から、拡張された人工知能と機械学習(「会話型ボット」)へと成熟し、ディープラーニング機能を備えたハイパーオートメーションの集合体へと成熟する必要があります。ハイパーオートメーションにより、主体的かつ予測どおり、継続的にデバイスの自己修復と自己保護を可能にし、エンドユーザーにセルフサービスを提供できるようになります。この先人間は、ボットやロボットと共存し、互いに協力し合いながら、状況や予測に基づくパーソナライズされた消費者グレードのエクスペリエンスを、従業員、お客様、消費者に提供していくことになるでしょう。

そこで、Ivanti Neuronsの出番です。

自律的な自己修復

デバイスの管理を、エンドポイントの受動的な管理から、自律的な管理と自己修復へと進化させます。  継続的にエンドポイントを検出し、問題の診断を行い、デバイスのパフォーマンスを最適化し、構成ドリフト(逸脱)を最低限に抑え、生産性の維持とシステムの健全性およびセキュリティを自動化します。

アダプティブセキュリティ

単なるセキュリティの問題や異常への受動的な対応を超えて、セキュリティの問題を継続的に感知、発見、検出し、コグニティブな能力に基づいて予測的に優先順位を付け、エンドユーザーが問題の存在に気付く前に主体的に修正することで、セキュリティの脅威に先手を打ちます。

アンビエントユーザーエクスペリエンス

各ユーザーのニーズに応じて、状況や予測に基づくパーソナライズされたエクスペリエンスをエンドユーザー(従業員、お客様、消費者)にもたらします。  ユーザーが所有するすべてのデバイスを検出し、ユーザーの好みを把握し、パフォーマンスを最適化し、構成ドリフトを最低限に抑え、セキュリティの脆弱性をすべて特定して解決する能力を兼ね備え、ユーザーにアンビエントエクスペリエンスを提供します。 

今後、基本的な自動化からハイパーオートメーションへと成熟し、アンビエントエクスペリエンスを極めて高速かつ高精度に、最適化されたコストでエンドユーザーに提供できる組織こそが、大きな競争力を手にするでしょう。

詳細は、当社WebサイトのIvanti Neuronsのページをご覧ください。