トランプで相手の持ち札が良くても、「切り札あれば勝てるのに」と感じたことはありますか?現在のIT環境にも同じような印象をお持ちでは?様々なITシステムが混在し、プロセスを自動化できずに有能なITチームの力を発揮できていない。そのような状況には切り札が必要ではありませんか?

まさに今、以下の懸案事項のいずれかを抱えていらっしゃいますか?ITコストが上昇を続ける一方で、ITによるビジネスの支援方法に不満を抱いているビジネス上の利害関係者。時間がかかるソフトウェア監査が予定されている。セキュリティ違反に対する全社員の総力を挙げた取り組み。手動によるWindows 10への移行という苦行を課せられたチーム。業界が策定した新標準への準備、合併吸収プロジェクト。困難が予想される状況に直面。より簡単に迅速に対処して成功に導くための取っておきの切り札がない。

チップを投げて、単に札を待つこともできるでしょう。しかし、ビジネスでもただ眺めるだけの状況になってしまったら、どのような影響がでるでしょうか? IT組織、そして会社にとって、そのような状況はどのような意味を持つのでしょうか?何枚かのカードは持っていても、毎日、毎週、毎月、そして毎年、成功を収めなければなりません。出札がいいことを願うだけではなく、切り札を得るべく自ら動かなければなりません。

ITサービス管理セキュリティ資産管理およびエンドポイント管理などの専門的な知識をもとに、個別にIT戦略を進めてしまうため、結果として、連携が取れずに自ら状況を困難にしてしまいがちです。各専門家が個別にツールを選択するため、意図せずITの孤島を作り出しているのです。共通の目的を持たない各チームが複雑で扱いづらい統合には不向きなサイロ型のツールを使用しているのかもしれません。ITの運用においては、ビジネス上の問題を解決するためにITチームがイノベーションに集中できるようにし、業界の変化についていくために継続的な改善も必要です。これらはサイロ型では成し遂げることはできません。

事実、ITチームは断片的な情報だけでは真価を発揮することはできません。互いの専門領域に足を踏み入れるための手段、そしてそれを提供するツールが必要です。効果的なIT戦略を実現するには、各チームはビジネスに関するサービス、資産、そしてセキュリティの状況を把握しなければなりません。各チームは、多層防御を行うために、どの資産を確保し管理するのかを特定する必要があります。各チームは、セキュリティ違反またはリスクを検知し、積極的かつ即座に対応する必要があります。新人研修から役割変更、退任に至るまで、ユーザーを管理する必要があります。エンドユーザーからの要請に応じて自動的にソフトウェアを配信できなければなりません。極めて安全なユーザー体験を提供する必要があります。会社は各チームのために、資産、エンドポイントセキュリティ、そしてサービス管理に関する課題を容易に、そして迅速に解決しなければならず、それができなければ業務は危機にさらされます。ITを統合することなしにこれらを実現することはできません。

機能別に隔てられたチームを一つにまとめるべき時です。各ITチーム内だけではなく、すべてのチームが相互に連携してIT戦略全体を最適化する、まとまりのある組織が求められます。すばらしい結果を得るには、ITのツールセットを組み合わせてカスタマイズすることが必要です。退屈で低付加価値の運用タスクを取り除き、プロセスの合理化、自動化を行う必要があります。IT組織では直面する課題の一つ一つを解決しなければなりません。他者が避けるのではなく、一緒にビジネスをしたいと協力を望むような環境を生み出すためには、ビジネスに価値をもたらす必要があります。

統合化されたITは単に相互接続されたITを超えるもの、そこから得られる価値ある知見とも言えるものです。統合化されたITにより情報がスムーズに共有され、各チームは作業状況をしっかりと把握することができます。担当外のチームはリスク、コスト、そして機会をはっきりと認識できるようになります。統合化されたITによりIT全体のプロセスとワークフローが自動化され、より満足度の高いパーソナライズされた体験を迅速にもたらします。統合化されたITによって作業速度が上昇し、自由になった時間に新たな機会と新たなイノベーションとを探ることができます。統合化されたITによって新たな戦略的イニシアチブの支援が可能になり、ビジネス上の競争優位を確実に得ることができるでしょう。