本ニュースレターで取り上げられている製品に関する最新情報&リリース:

自動化/オートメーション

エンドポイントセキュリティ

グローバルアカデミー

アイデンティティ管理

IT資産管理

ITサービス管理

Ivanti Cloud

統合エンドポイント管理


自動化/オートメーション

新たなコネクタが追加されたAutomation 2019 Q3リリース

このリリースに含まれる最新のAutomationコネクタ:

  • Slack用コネクタ:ユーザー管理用のコネクタ。このコネクタを使用することで、管理者はEnterprise Slack環境内のユーザーのプロビジョニングと管理を自動化できます。
  • 更新されたService Manager用コネクタ:お客様の環境向けにコネクタをカスタマイズするため、インシデントパラメーターをクエリするヘルパータスクが含まれます。
  • アマゾンウェブサービス用コネクタ:EC2インスタンスを作成&削除するためのコネクタです。管理者は、自動化を通してEC2インスタンスのプロビジョニングと削除ができるようになります。


エンドポイントのセキュリティ

Security Controls 2019.3、管理者権限の管理を強化

Security Controls 2019.3が早期リリースでご利用いただけます。このリリースでは、管理者権限の管理をさらに強化するパッチとアプリケーションコントロールの改良が提供されます。

今回、新たなLinuxエージェントを追加し、Linuxのパッチ適用機能を強化しました。このエージェントはスキャンや展開のリクエストに対してダイナミックレスポンスを提供します。

パッチ面の改良には、Rest APIフレームワークのさらなる改良が含まれているため、お客様はAPI経由でエージェントを管理できるようになります。

また、アプリケーションコントロールの設定を簡単に管理、メンテナンスできるようにするため、バージョニングを導入しました。これにより管理者はリリースされた設定のバージョンを管理できるようになります。さらに管理者は、バージョンの変更履歴を残すことや、コメントの確認、設定のエクスポートを行うこともできるため、管理が強化され、より詳細な情報を把握できるようになります。

当社が公開しているオンラインの使用にアクセスし、最新情報をご確認ください。

Security Controls向けの最新のPatch Intelligenceコネクタ

本ブログのクラウドのセクションでもお伝えしていますが、当社はSecurity ControlsとIvanti Cloudを統合しました。この統合は、継続的な脆弱性管理を一変させるものとなります。今後お客様は、Security Controlsからのパッチに関するデータをクラウドベースの分析ツールであるPatch Intelligenceに取り込むことができます。

これにより、IT部門とパッチ管理者は、情報を把握し、自分たちが置かれている環境下で評価を実施するためパッチの不要な情報を除去することができます。これは史上初の快挙です。今後適用が必要なパッチやパッチ適用が必要なマシンが簡単に特定できるようになります。

Ivanti Marketplaceに登場:Microsoft Teams向けのアプリケーションコントロールスニペット

スニペットを導入することで、Trusted Ownership機能を無効にすることで、アプリケーションコントロールの機能により許可されたアプリがブロックされる問題が解決されます。この初のスニペットは、Microsoft Teamsのロックを解除するための推奨設定を提供します。

Ivanti Security ControlsおよびIvanti Application Controlを対象とした無料でご利用いただけるスニペットとなります。スニペットのパッケージは、Ivanti Marketplaceからダウンロードいただけます。Ivanti Marketplaceでは、他にも多くのツールを提供していますので、この機会に合わせてご確認ください。


グローバルアカデミー

Ivanti®グローバルアカデミーは、自分のペースで進められる総合的なトレーニング環境で、お客様がIvantiの製品を首尾よく活用することを可能にする学習プラットフォームです。役割ベースのコンテンツを提供するこのオンラインプラットフォームは、ユーザーが希望する内容を、都合の良いタイミングで、好きな方法を使用して学習することを可能にします。

Ivantiのお客様は、メール([email protected])を送信することで、無料アカウントをリクエストできます。無料アカウントでアクセスできるコンテンツには限りがあります。カタログすべてにアクセスするには、グローバルアカデミーのストアでサブスクリプションをご購入いただくか、営業担当者までお問い合わせいただく必要があります。

最新リリース

グローバルアカデミーの新コース

受講可能な最新コースをさらに追加しました!今月は、Asset Managerに関する最新の学習パス2件に加え、Ivanti Cloud、Security、Asset Manager、Momentumウェビナーに関する最新のトレーニングコースを24件追加しました。各コースには、便利なハイパーリンクが含まれている当社の最新コースカタログ経由でアクセスいただけます。

拡張されたブレンド型学習

当社は今後も引き続き、お客様の成功を実現するため、価値が高く柔軟性に学習を進めていただけるブレンド型学習パスを拡張していきます。この新しい学習パスには、オンデマンドのコンテンツに加え、インストラクター主導のアクティビティが含まれます。これらのアクティビティでは、テクニカルエキスパートや認定インストラクターとリアルタイムでディスカッションを行うことや、実戦的な仮想ラボに参加することができます。

さらにお客様には、場所や時間を問わず、都合の良い時に受講できる柔軟性の高いオンデマンドのコンテンツもご利用いただけます。また、リアルタイムのトレーニングでは高い価値が得られる交流をすることができ、インストラクター主導のアクティビティでは、他の受講者と関係を築く機会も得られます。

現在Service ManagerとEndpoint Managerに関するブレンド型学習パスをご利用いただけます。今年後半には、追加のブレンド型学習パスの追加が予定されています。こちらをクリックし、ブレンド型学習プログラムの詳細をご確認ください


アイデンティティ管理

シングルサインオン機能のパブリックベータ版が含まれるIdentity Director 2019.3リリース

Identity Directorにさらに機能が追加、オンプレミスでインストール可能&ご自身で構成可能

Identity Director 2019.3のリリースは大きなニュースです。その理由は…毎回認証情報の確認を行うことなく、ユーザーがサービス間を安全に移動することを可能にするオプション機能、シングルサインオン(SSO)のパブリックベータ版が含まれているからです。さらに、Identity DirectorのマスターインストーラーにIdentity Broker(旧RES製品)を使用してがSSOの統合を実現するためのオプションのコンポーネントとして更新されていますインストーラーは、本番環境で使用できる状態になっており、安定性が確認されています。 

マスターインストーラーには、以下が含まれます 。

2019年第3四半期には、引き続きIdentity Directorの新機能であるSSO機能の開発に取り組みました。これにより、管理ポータルとユーザーポータルの両方を貴社が使用しているSSOアイデンティティプロバイダーと統合することが可能となりました。コンポーネントはオンプレミスで追加インストールでき、Identity Directorを使用してご自身で構成いただけます。OktaやAzure ADなど大手ベンダーとの追加設定なしの統合に対応していることに加え、必要に応じて追加のベンダーを追加するにあたり速やかな開発サイクルもサポートします。

新技術からお客様が得られるメリット:

  • ユーザーエクスペリエンス:ユーザーは、毎回認証情報を入力せずに、安全かつ煩わしさなくサービス間を移動できるようになります。
  • セキュリティ:ユーザーの認証情報は、実際のサービスではなく、中央管理されたSSOサーバーに直接提供されるため、認証情報がキャッシュ(記憶/一次保存)されることはありません。中央管理の認証ポイントであるSSOサービスが、フィッシングの可能性を制限します。
  • リソースの節約:IT管理者は、中央管理のウェブアクセス管理サービスアプリケーションを活用することで、時間とリソースを節約できます。また、ウェブ開発者は安全かつユーザーがカスタマイズしたサービスを構築するために使用できる総合的な認証及び許可フレームワークを利用することができます

IT資産管理

資産リクエストを受けてから調達/提供までのワークフローを改善し、資産リクエストのための新たな機能を提供するAsset Manager 2019.3

Updated asset fulfilment workflows, new request offerings, and more with Asset Manager 2019.3  

Asset Manager 2019.3リリースは、IT部門が効率的にIT資産を管理、最適化することを可能にする多くの新たな更新機能を提供します。これには、ソフトウェア、消耗品、バンドルをリクエストするための最新機能や、ソフトウェア証明書のための資産サブタイプの追加、改良された安定性などが含まれます。 また、このリリースによりAsset Mobileの役割が割り当てられているユーザーは、セルフサービスポータルのウェブサイトから自分自身はもちろん、他の人のためにも資産のリクエストを行うことができます。

さらに、2019.3を使用することで、リクエストされた資産をお客様に提供した場合や、資産の調達を完了した場合、製品カタログのアイテムの在庫数量が自動更新されるため、資産の手配リクエストを受けてから調達/提供するまでのワークフローが改善されます。新機能に関する詳細は、オンデマンドの「What’s New」ウェビナーをご確認ください。また、コミュニティからのリリースノートをダウンロードしてご確認ください。Asset Manager 2019.3オンプレミス版リリースはまもなく公開されます。公開されましたら、こちらよりコミュニティにアクセスし、ダウンロードしてください。

Ivanti Cloudに組み込まれたSoftware Insights:ソフトウェアの利用状況を可視化し、サポート終了時期、アップグレードの詳細、再取得の可能性に関する情報を提供するソフトウェアダッシュボード

Software Insightsは、Ivanti Cloudに組み込まれた新しいソフトウェアインベントリ(棚卸/目録作成)&ダッシュボードサービスで、既存のインベントリ用の各種コネクタを使用します。この新機能は、インベントリのデータを分析し、、ライセンス可能なソフトウェアに関する様々なレベルのダッシュボード、グラフ、推奨事項を提供します。また、クライアントとサーバーの資産に関する状況に応じたインベントリ情報を提供します。

Ivanti License Optimizer、そしてIvanti Asset Managerと併用すれば、この新機能によりIvanti ITAMアプリケーション間で、ライセンス可能なソフトウェアに関する一貫性のある無駄のないわかりやすいデータが共有されます。さらに、Ivanti Endpoint Managerと併用すれば、この新機能によってソフトウェアインベントリに関する情報に有用な情報が提供されます。Software Insightsに関する詳細については、ソリューションの概要がまとめられた動画をご確認ください。

ライセンスが余っているはずなのに、ライセンスが足りないという状況は矛盾しています。License Optimizerはライセンスの状況を明らかにします

ぜひ数分でご視聴いただける動画で最新のLicense Optimizerに関する詳細をご確認ください。このソリューションは、ソフトウェア資産の最適化に必ず役立ちます。

ITサービス管理

Ivanti Service Manager 2019.3.1オンプレミス版リリース間近

オンプレミス展開用のIvanti Service Managerの最新版がまもなくダウンロード可能となります。2019.3.1リリースでは、APIアクセスを対象とした改善されたセキュリティ、ユーザーエクスペリエンスを継続的に向上するためのUIの改良、外出先でのアナリストの生産性をさらに向上することを可能にする強化されたモバイルアプリが提供されます。

Service Managerシステムのセキュリティを改善する方法をお探しであれば、このリリースで当社が提供するセキュリティの改善は必見です。新たなリリースにより、Service ManagerシステムへのAPIアクセスが可能なIPアドレスをロックダウンできるようになります。この機能は、不正アクセスや許可されていないアクセスから企業を保護するだけでなく、企業のAPIの利用状況を把握している可能性のある外部組織に属する個人からも企業を守ります。今後管理者は、REST APIとSOAP API両方にアクセスするための指定のアドレスまたはアドレスの範囲を入力できるようになるため、これらの通信チャンネルを安全に保護できるようになります。

ユーザー向けのセルフサービスのUIをもっと柔軟に構成できたらと思っていませんか?そうであれば、今回当社がサービスカタログとサービスポータルに加えた改良点について気に入っていただけるかと思います。またユーザーにも満足していただけると思います。今後ユーザーはサービスカタログでカード表示とリスト表示を希望に合わせて切り替えられるようになります。

また、セルフサービスポータルでは、ユーザーに対して伝えたい新たな情報が特にない場合、通知バーを簡単に非表示にできるようになりました。さらに、通知バーの位置変更も可能となり、通知バーを常にページの一番上に表示させる必要がなくなりました。複数の画像とポータルの背景の構成に加えられた柔軟性も必見です。これにより今後さらにブランドのイメージに合ったユーザーエクスペリエンスをユーザーに提供できるようになります。

貴社のアナリストは、外出先でも簡単に仕事ができる方法を求めていませんか?アナリスト専用のService Managerモバイルアプリをアナリストにご紹介ください。このアプリを使用すれば、インシデントやその他のタスクを確認できるだけでなく、更新し、必要な作業をこなすことができます。フィルターや保存された検索条件などのツールを駆使し高い生産性で仕事をこなしたいと考えているアナリストも、デスクトップやノートパソコンに縛られる必要がなくなります。

こちらより、Service ManagerとAsset Managerに関する「What’s New」ウェビナーをご視聴になり、最新リリースに関する詳細をご確認ください。Serviced Manager 2019.3.1のリリース日とその他のアップデートに関する最新情報は、Ivantiコミュニティでご確認ください。リリース後、2019.3.1はコミュニティ(こちら)からダウンロードいただけます。

Service Manager関連の資料は、Ivantiウェブサイトの「製品関連資料 」のセクションで提供されています。

IVANTI CLOUD

Patch Intelligence — Endpoint Managerのパッチに関するデータと統合

Ivanti Cloud部門は、他の製品部門と共にIvanti Cloud内の情報を充実させるためデータを提供し続けています。そして今月Ivanti Cloud部門は、Ivanti Endpoint Manager、Endpoint Security for Endpoint Manager、Patch for Endpoint ManagerとPatch Intelligenceの統合を可能にするコネクタを提供いたします。

このニュースレターの「エンドポイントセキュリティ」のセクションですでにお伝えした通り、類似のコネクタによってIvanti Security Controlsからもセキュリティに関するデータが提供されています。このデータに関連して実装された新機能には、「Unpatched Devices Column」(パッチ未適用デバイス列)と「My Environment View」(使用環境のビュー)が含まれます。追加されたデータと機能により、お客様には以下の操作を行う機能が提供されます。

  • パッチ適用に付随する脅威と信頼性の点でのリスクを把握する機能
  • パッチが不足しているデバイスを簡単に特定する機能
  • 事業の継続性に関連するリスクを抑えるためパッチテストと展開を優先する機能
  • Patch intelligenceで環境に関連するIvantiのパッチコンテンツデータを絞り込む機能
  • パッチの適用にかかる時間を短縮する機能

新機能 : Software Insights

Software Insightsは、このニュースレターの「IT資産管理」のセクションですでに詳細をお伝えした新機能となります。ソリューションの概要がまとめられた動画はこちらからご視聴いただけます。

Smart Advisors、CSVデバイスリストと他のデータソースの調整を実現

Smart Advisorsには、Device Reconciliation内で新しいCSVデバイスグラフとCSVデバイストグルが含まれます。これにより、あらゆるスプレッドシートからデータを取り出し、Active Directory、CDW、SCCM、Ivanti製品などほかのデータと比較することが可能となります。Ivanti Cloud内でCSVコネクタを作成し、その後Device Reconciliationに移動してお試しください。


統合エンドポイント管理

Endpoint Managerの年に一度のリリーススケジュールについてのご案内

当社ではIvanti Endpoint Managerをさらに進化させ、改良するために取り組みを進めており、お客様にソリューションと価値を今以上に速やかに提供する方法を常に全力で模索しております。また、当社はリリースのタイミングを事前に把握したいというお客様のニーズについても理解しています。そこで本日、Ivanti Endpoint Managerの新たなリリーススケジュールについてご案内させていただきます。

新たなリリーススケジュールでは、年に一度メジャーリリースが提供されることになります。提供は特別な変更がなければ第2四半期となり、一年を通してサービスアップデートを受けることができます。サービスアップデートは、累積アップデートとなり、新機能が含まれる可能性があります。これにより、当社は速やかに価値を提供し、OSリリースなど市場の変化にこれまで以上に的確にサポートを提供できるようになります。

今回の当社のリリーススケジュールの変更によりIvanti Endpoint Managerのお客様にもたらすメリットは次の通りです。

  1. メジャーリリースのスケジュールが事前に把握できる
  2. 一年を通して複数の累積サービスアップデートを受けることができる
  3. アップデートは機能だけでなくサービスアップデートも提供できるため、価値の提供や追加のプラットフォームアイテムのためのサポートの追加にかかる時間の削減につながります

現時点でIvanti Endpoint Managerの最新のメジャーリリースは2019.1となっています。このバージョンは2019年6月にリリースされており、次のメジャーリリースまでのサービスアップデートを受けることができます。Ivanti Endpoint Managerをお使いのお客様の中で、Endpoint Manager 2019.1をまだ展開されていないお客様には、アップデートを推奨しています。次回のIvanti Endpoint Managerのメジャーリリースは2020年第2四半期を予定しています。追加のご質問がありましたら、Ivantiの担当者までお問い合わせください。